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2006年08月07日
[チェロと音楽]
ギトリス
6日、NHK芸術劇場でイヴリー・ギトリス(1922- )のバイオリンを聴いた、というか、観た。
今年で84歳という高齢のバイオリニストは、だぶっとしたジャケットに身を包みヨロヨロと舞台に歩み出る。クライスラーの「愛の悲しみ」では物悲しく、「美しいロスマリン」では一転若々しく、いずれも自由奔放な演奏で、伴奏のピアニスト小山実稚恵さんを苦笑させる。演奏が終わるとニコッと悪戯っぽい笑みを浮かべた。
奔放さとユーモア。それを優しくうけとめる若い伴奏者がきちんといる。理想の老齢像をあげるとしたらああいうのだな、と思いましたね。
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