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2006年09月04日
[ことば]

お父さん、お母さん

産経抄―この五年

4日の産経抄。第三者に自分の身内について話すときの言葉遣いについて。

……先週末の小紙文化欄に載っていた○○さんのインタビュー記事を読んで、合点がいった。好きな食べ物は「お母さんの作ったポテトグラタン」で、「お父さんもオタクだ」ったそうだ。 ▼○○さんといえば、若者から熱狂的な支持を受ける劇作家であり、芥川賞候補になった小説家でもある。いわば日本語の最先端で仕事をしている人に向かって、敬語のイロハを説くなど、いくら厚かましい小欄だってできやしない。……
同じ新聞の記事(とインタビューに応えてくれた作家)を皮肉っているのを良心と見るか、矛盾と見るか…。
実際のインタビュー記事[産経 06.09.02]。

……これはいくらなんでもまずかったですね。
あわてて我が子たちにも念を押しておきました。

[追記 09.07] このあとこの作家の言葉遣いが適切か否か、先日別の作家が新聞のコラムに書いた仔猫殺し告白のときほどではないにしろ議論になるのではないか…と思っていたら、意外にもブログなどでほとんど話題になっていないので拍子抜けしました。問題に思う人が少ないのか、産経抄の皮肉が理解されなかったのか。


コメント(4)| この記事のリンク

■ おとうさん
以前書いたことがありますが、他人に対して自分の夫を「おとうさん」と言うのも、かなり変なことじゃないですか?
Giacomo (2006-09-04 21:04:49)


■ おとうさん
確かに日本語に適切な配偶者の呼び方がないんですよね。
http://yoshioka.blogtribe.org/entry-e6047fc087dd8a8553dfa378689b2d47.html

夫婦の関係性が言語化されていないから親子の関係性で呼んでしまう、ということかも知れません。
(「うちのかかあが…」もね)
yoshi (2006-09-04 21:27:12)

■ NO TITLE
本文も読んでみたのですが、
この方には『おかぁさん』『お父さん』という言い方の方があっている気がしました。顔もあどけないし。
ただ、私も親だったら、
「父、母と(せめて公の場では)いいなさい。」と言いそうです。

ちなみに自分も「母、って書いてたっけ?」と自信が無くなり、ブログをさかのぼると、母と書いていて、ホッとしました。

父、母、と使えるようになるというのは、「自立しているか、そうでないか?」の案外境目だったりして。
ayakokin (2006-09-04 22:17:20)

■ インタビュー、ですから
> 『おかぁさん』『お父さん』という言い方の方があっている気がしました。

そういうインタビューだったんじゃないか?ということも思いました。
つまり「公の場」「新聞のインタビュー」だということも忘れるほどうちとけたインタビューになり、つい友達同士の会話のようになってしまって、記者はその雰囲気を再現したくてしゃべったままを文字にしてしまった……
(最大限好意的に想像して、ですが)
でも、そうだとしたら「お父さん、お母さん」と書いて違和感を感じなかった記者の感覚のほうがおかしいんじゃないか、と問われても仕方がないと思います。
yoshi (2006-09-04 23:42:07)

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